節税方法と脱税

税務調査の体験談を話し合う会で聞いた他社事例

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Aさんのケース

利用しているパソコンのファイルを見せてと言われた。
これからリリースする製品にある情報もあるので、見せられないと断る。

では私(税務調査官)が後ろで操作方法を説明するので、その通りに操作してと言われる。
求められた操作は「リーセント」?
最近使用したファイルなどの履歴を見るための操作。
税務調査に関係するファイルなどに対して行った操作を見たいのか、よく利用しているファイルを見たいのかは不明。

申告書に書面添付?をすると税務調査される確率が1/2になる?

Bさんのケース

3月に行ったイベントで発生した費用(約3万)
これを3月に計上漏れし、4月に計上したのを指摘を受けた(3月決算の会社)
→修正したら還付が発生することになるのに指摘を受けるの?
最近は期間損益が正しいかで判断し指摘する傾向にあるのでは?(推測)

M&Aしたタイミングで経理処理が変わった。
買収した会社の経理処理について指摘を受けた。
買収した前オーナーに反面調査が入った。

取引先が消費税を未納
アポなしで請求書(過去1年分)の提出を求められた。
→拒否できなかったのかと質問が出たが、出来なかったとのこと。

Cさんのケース

海外会社との取引で源泉徴収漏れを指摘された。
租税条約に関するもので本来20%の源泉徴収をしなければならないことになっているとのこと。
ただ『届け出』?を提出すれば10%でいいと言われる。

Dさんのケース

固定資産について、資産か修繕かで指摘を受けた。
金額が大きいものからチェックされる。
経理の判断だけでなく、社内稟議に書かれている購入理由を見ていた。
購入部門の担当者が稟議を上げる場合、購入の意義を書く傾向にあるので、それを経理処理が乖離していないかどうか?

Eさんのケース

サンプルを渡して、半年後くらいに購入する意思を受ける。
サンプルを渡した時点では広告宣伝費として処理し、購入の意思を示した時点で売上としていた。
期ズレが生じているとして指摘を受けた。
サンプルを渡した時点は費用とせず、前渡品?的な勘定科目で資産計上し、実際に売れた時点で売上計上するし、費用計上も行うようにとのこと。

会社案内などパンフレットを棚卸しして実際の未使用残高を貯蔵品として資産計上するようにしなさいとのこと。

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