先日、「すごい改善」社のExcelセミナーに参加してきました。
Excelにはそれなりに使えるのですが、独学で習得した部分がほとんどなので体系立てて学ぶことを改めてしてみようかなと思いまして。
右に写っているのが講師の吉田さん
セミナーの内容は別述するとして、そのセミナーで使われていたマウスに興味を持ちました。
それが「拡大鏡機能付きマウス」です。
マウスについているボタンを押すと「拡大鏡」が起動する機能が付いています。
つい休憩中に吉田さんにあのマウスってどこで売っているのか聞いてしまいました。
ただ既にそのマウスは終売しているとのこと。
同じ機能があるマウスを探しているけど、見つからないと言っていました。
残念とあきらめたわけですが、ふと自分のマウスをカスタマイズすればできるんじゃなかろうかと思いつきました。
ちなみに動きはこんな感じ(マウスのみで操作しています)
目次
多機能マウスで選択箇所をピンポイントで拡大・縮小する設定
そもそもなんでそんなマウスが欲しいのかというと、最近スクリーンやモニターを見せながら説明する機会が多くなってきました。
・営業会議での説明
・新規システムのプレゼン、説明会
・社内勉強会
その際見せている一部をピンポイントで大きく見せたいと思うことが多々あります。
そこで紹介したいのが
「拡大鏡」の機能+多機能マウス
拡大鏡はWindows10からの機能で、パソコン画面を大きく見せる機能ができます。
こんな感じ。
多機能マウスは、通常のマウスと比べボタンがたくさんあります。
ボタンには単独のキーや複数のキーを設定することができます。
私が使っているのマウスにはボタンが8つ付いています。
このボタンにキーを設定することで、マウスのみで「起動」「拡大」「縮小」「終了」の操作を行うことができます。
ということで設定方法を説明しましょう。
拡大鏡の設定
設定を開きます。
ショートカットキーは(Windowsキー + I)
簡単操作をクリックします。
拡大鏡をクリックします。
拡大鏡それぞれの設定
・拡大鏡をオンにする
これはオフにしておきましょう。
キー操作でオン/オフの切替は行います。
オフ:Windowsキー+「Esc」
オン:Windowsキー+「+(プラス)」
・拡大レベルの変更
175%がちょうどいいかなと思います。
ただ25%刻みの設定にするには、次の増減量の変更を行う必要があります。
「拡大」「縮小」はWindowsキーと「+(プラス)」or「-(マイナス)」で操作が可能です。
ただおすすめしたいのが、「Ctrl + Alt」 とマウスのホイールを回転させて「拡大」「縮小」する方法。
これを多機能マウスで操作できるように設定します。
・拡大レベルの増減量を変更する
25%がいいでしょう。
50%以上の単位だと絶妙な大きさにしにくいです。
その他の設定も一括で行います。
・サインイン後に拡大鏡を開始する
設定:オフ
起動時に拡大鏡が出てきます。
私的には邪魔なのでオフにしています。
・すべてのユーザーのサインイン前に拡大鏡を開始する
設定:オフ
複数ユーザーでパソコンを共有している場合に、起動時に拡大鏡が出てきます。
・拡大鏡画面を折りたたんで、フロート状態の透明な拡大鏡を表示する
設定:オン
どちらでもそんなに支障はないのですが、小さく折りたたまれる方がスッキリすると思うので、オンにしています。
お好みで。
・画像やテキストの縁を滑らかにする
設定:オン
正直違いがわからないのですが、一応オンにしています。
オフ | オン |
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・色を反転する
設定:オフ
これも好みですかね。
ダークモードは好きなんですが、そこまで見やすいとは思えないので。
通常モード | 反転モード |
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![]() |
・拡大鏡ビューの変更
ビューは「レンズ」を選びます。
キー操作で切替も可能です。
固定:Ctrl+Alt+D
全画面表示:Ctrl+Alt+F
レンズ:Ctrl+Alt+L
・レンズサイズの変更
私は横30、縦30にしています。
これも好みがあるので、自分にあったサイズにしましょう。
多機能マウスの設定
私が使っているマウスはこれです。
エレコムの「M-DT1DR」
トラックボールマウスでボタンが8個あります。
ちょっと前のタイプです。
初期状態ではこのように設定されています。
左右ボタン(①、②)
「進む・戻る」ボタン(③、④)
3つの機能割り当てボタンの8ボタン(⑤、⑥、⑦)
チルトホイール(⑧)
ボタンの機能割り当ては、無料でダウンロードできる「エレコム マウスアシスタント」を利用して変更可能です。
起動するとこんな感じ。
ボタンにどのキーを割り当てるか設定が可能です。
「切」となっているボタンは何も設定されていないので、こちらを設定してみましょう。
ボタンにキーを設定する方法
ボタンをクリックし、ダイアログボックスから「任意キー」を選択します。
任意キー登録のウィンドウが開きます。
キー設定方法は2つ
1.ダイアログボックスから選択する
2.実際にキーを押す
拡大鏡をマウスで操作する設定
ボタン6:Ctrl+Alt(チルトホイールと合わせて「拡大」「縮小」の操作)
ボタン7:Windowsキー + ;(拡大鏡を起動)
ボタン8:Windowsキー +Esc(拡大鏡を終了)
ちなみにボタン7の「;」キーは、本来「Shift」も設定して「+」キーが正しいですが、これでも起動できるので、このように設定しています。
プロファイルは複数登録
私の場合は、通常利用(パターン1)とプレゼン用(レクチャーモード)の2つを登録しています。
プロファイルを追加する場合は、「プロファイル編集」をクリックします。
「追加」をクリックし、登録します。
実際の操作
拡大鏡を起動:⑦(Ctrl+;)をクリック
拡大鏡を拡大:⑥(Ctrl+Alt)をクリックしながら中ボタン(チルトホイール)をスクロール
拡大鏡を終了:⑦(Ctrl+Esc)をクリック
まとめ
かなり魅力的な使い方ができるようになりました。
プレゼンなどを行う方にはぜひおすすめした機能です。
ちなみにこちらはトラックボールマウスで人気の機種。
おまけ
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