マネジメント 制度設計

やる気を引き出す奨励金制度を勝手に考えてみた

更新日:

他社の経理の人と話す機会がありました。
社長命令でやる気を引き出す奨励金制度を作るよう指示されたという。

どのような制度設計にするべきか考えているが、どんなのがいいですかねと聞かれた。
相談というよりは雑談的な感じです。
で私なりに考えてみました。

1.自己申告

自分はこれだけ会社に貢献したということを申告させる
一人何件でもOK。

「俺は私はこんなに頑張っているのに」
ならないように、まずは自己アピールをしてもらうのがいいかなと。
つまり、自分でアピールしない人は評価される土壌に上がれないわけです。

2.投票制

1で上がってきたものをリスト化して、社員に投票させる。
自分への投票は不可。
自己申告した件数に応じて投票数が付与される。
誰に入れたか、何票入ったかは教えてない。

誰が誰に入れたとか、誰に何票入ったとかがわかるとめんどくさそうですからね。
あと0票だったら悲しいので。

なので公表はしない。
理想的としては集計者も誰が誰に入れたかはわらないのがいいですかね。

3.奨励金を支給する

奨励金総額を投票数に応じて配分する

この投票数は投票された票を3ポイント、投票した票を1ポイントとし、カウントする。
自己申告する件数が多ければ多いほど、投票できる票を獲得でき、他者を評価すればするほど奨励金が入ってくる。

これであれば自分に投票が入らなくても奨励金が入ってくるので、自己申告を促す効果が期待できるかなと。

まとめ

まず他者評価だけではあてにならない。
また自分ががんばったことを評価されないと悲しい。
でも自分ががんばったと思っていても、意外にみんな知らない。
なので、投票してもらうことでみんなにどういったことをやったことを知ってもらうことができる。
中には「こんないいことしてたんだ、今度使ってみよう」とか「こんなことをやった人ならこんなことをお願いできるかも」となるかもしれない。
また投票がもらえない場合も、投票すれば奨励金がもらえるので自己申告しようと思うし、相手を評価しようと思うわけです。

03投稿記事下_関連コンテンツ

-マネジメント, 制度設計

Copyright© 経理と総務の効率化 , 2024 All Rights Reserved.