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Excelの7つのエラー値の意味と対処法

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Excelで操作している際にエラーが表示されると戸惑います。
どのような場合にエラーが生じるのかを知っておけば、エラーの対処法がわかりますので、意味を押させておきましょう。

エラー値の種類と意味

種類 意味
#DIV/0! 0で割り算を行った場合
#N/A 検索関数(VLOOKUPとか)で、検索値の近似値が見つからない場合
#NULL セル指定範囲に「:(コロン)」や「,(カンマ)」がない場合
#NAME? 関数名やセル範囲などの名前が正しくない場合
#REF! セルが参照できない場合
#VALUE! 数式の中に不適切なデータ(文字列)が含まれている場合
##### セル幅が不足して、結果が表示できない場合に表示

エラー値の具体事例

#DIV/0!

数式で0による割り算が行われた場合に表示

分母が0であるためにエラー
image005

ちなみに分子が0である場合にはエラーになりません。
image008

#N/A

検索関数(VLOOKUPとか)で、検索値の近似値が見つからない場合

取引台帳の「ごぼう」があるが単価表に「ごぼう」がない
image026

#NULL

セル指定範囲に「:(コロン)」や「,(カンマ)」がない場合
image022

式を見ていると「(:)コロンがない」

image026

#NAME?

関数名やセル範囲などの名前が正しくない場合
image002

式を見てみると「SUMでなくSAMになっている」

image015

#REF!

セルが参照できない場合
image020

No3の行を削除したらエラーになりました。

image030

ちなみにSUM関数を使っている場合は、No3を削除してもエラーになりません。

#VALUE!

数式の中に不適切なデータ(文字列)が含まれている場合
image037

数字ではなくあああ(文字列)になっています。
image039

#####

セル幅が不足して、結果が表示できない場合
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まとめ

エラーの原因がわかれば、対処方法がわかりますので押さえておきましょう。

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