会社で簿記を教えているのですが、その講座のために作成した問題です。
簿記3級の問5で出題される「財務諸表」の想定問題その②です。
腕試しに利用してみてください。
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簿記3級検定試験 問5無料練習問題②『財務諸表』
会計期間は、平成12年04月01日から平成13年03月31日までとする。
①現金過不足は、決算日になっても原因が不明であったので、適正な科目に振り替える。
②以前2,000円で掛けで販売した商品が返品されていたが、その処理を忘れていた。
③商品の期末棚卸高は、25,500円であった。②で返品された商品も含まれている。
④仮払金のうち300円は通信費、残額は広告宣伝費の支払いにかかわるものである事が判明した。
⑤受取手形、売掛金および貸付金の期末残高に対して、2%の貸倒引当金を設定する(差額補充法)。
⑥売買目的有価証券の時価は5,500円であった。
⑦建物および備品に対して定額法により減価償却を行う。
耐用年数:建物50年 備品10年
なお残存価額は建物、備品とともに取得原価の10%とする。
⑧受取利息は、年利率2%で毎年10月01日に向こう1年分を受け取っている。
⑨支払利息は、平成12年12月01日に年利率5%で借り入れた30,000円から生じたものの1年分の前払いである。
⑩平成13年03月10日に掛けで販売した1,000円の処理漏れが判明した。