X-pointには「マスタ参照ウィンドウ」機能というものがあります
簡単な説明はこちらで→マスタ管理機能を使ってみる
私がマスタ参照ウィンドウでやりたい事は、小数点以下の数字をマスタに持つという事
簡単なんじゃないの?と思うかもしれませんが、これがけっこう簡単ではないのです
マスタを新規作成するときにフィールドのデータ型を指定してやるのですが、
「文字列型」と「数値型」の2種類のみが選択可能
取り込みたいのは小数点以下の数字なので、選択するのは「数値型」ですね
そして取り込むcsvデータはこれ
取り込みデータのプレビューではきちんと小数点以下も表示されているんですけど、データベース上では小数点以下を切り捨てた数値がインポートされてしまいます。
こんな感じですね
そこでここからはデータベースを直接いじってやる必要があります
下の写真の「データ型」を見てください
[numeric(5,0)]となっています
これはデータの長さをあらわすのですが、「,(カンマ)」以下が小数点以下の数字の桁数になります
この部分を書き換えましょう。書き換えるには操作というフィールド名の「変更」をクリックします。
⇒
すると表示が以下のようにデータ型の部分が(5,0)から(5,2)と変わりました
でもまだこの状態では数字は変わりません
この数字を変更する方法は2つあります
まずは一つ一つ訂正する方法
あまり訂正数が多くないので、こっちがおすすめです
操作の編集をクリック
すると以下の行データが縦方向に表示され、フィールドの内容を編集できるようになります。なので、小数点以下を入力します
⇒
変更が終わったあら保存
数字を訂正されました。
でもこのやり方だと件数が多いときにめんどくさいですね
なのでインポートを使って一括で変更する方法を使いましょう
色々四苦八苦してみつけた方法で、ちょっとおかしい方法です
問題が起きることはないでしょうが、なぜそうなるかきちんと説明はできませんので自己責任で行ってください
マスタ管理画面へ
・ユーザ固有マスタ取込
①変更したいマスタの一番右の「削除」をクリック
②変更したいマスタを選択
③マスタの「修正」をクリック
④フィールドを追加をクリック
⑤追加したフィールドのデータ形を「文字列型」桁数は2で(自由です。下の写真は6ですし)
⑥保存
フィールドが追加されました。
⑦ユーザ固有マスタ取込のトップ画面に戻り、一番右の「取込」をクリック
インポートするデータが4項目になったので、CSVデータを変更しましょう
4列目に「あいうえお」を加えました。
別に「あいうえお」である必要はないのですが、とりあえず「文字列型」を追加してやればOKです。(「数値型」でもいいかもしれませんが試してません)
⑧マスター一覧よりインポート
見事一括で変更されました。
マスタ参照ウィンドウを開いてみましょう
きちんとマスタ参照ウインドウに反映されています。
あとは通常のマスタ参照ウインドウと同じ使い方ができます