自炊の記録 Dropbox

電子書籍アプリ比較2018 ポイントは『データの保存先』『デバイス間同期』『自炊データと電子書籍データ』

更新日:

この記事では、自炊した書籍データの閲覧する方法について紹介します。
書籍を自炊する方法は色々ありますが、自炊した書籍データを閲覧する方法も色々あります。
閲覧しやすい環境はデータをどのように保存するかが非常に重要です。
私がおすすめする保存先はDropboxです。

よかったらフォローしてください。→ハヤトのTwitter

電子書籍リーダーアプリ兼本棚比較のポイント

自炊した本(以降『自炊書籍データ』)をどうやって管理するのか色々検討しました。
というか今も色々試しているところです。
電子書籍リーダー兼本棚を考えるのに押さえておきたいポイントがいくつもあります。

ポイント
・電子書籍リーダーとしての性能
・『自炊書籍データ』をどこで保存するのか?
・異なるデバイス間での『自炊書籍データ』の同期できるか?
・『自炊書籍データ』と『電子書籍データ(電子書籍ストアで購入したもの)』との管理方法

これらのポイントを押さえた上で、以下の電子書籍リーダー兼本棚を比較したいと思います。

無料
・kinoppy
・SideBooks
有料
・i文庫HD、i文庫s
・Bookman

電子書籍リーダーとしての性能

正直、電子書籍リーダーとして機能の差ってあまりないと思います。
多分1つ1つ使ってみて感じる違いはあると思いますが、余程ページめくりがカクカクしない限りはあまり気にしなくていいんじゃないかなと思います。

なのでそれ以外の機能で比較してみます。

kinoppy

SideBooks

i文庫HD、i文庫s

Bookman

しおりやメモ

しおり

しおり

メモ

書込み

しおり

メモ

しおり

書込み

扱えるデータ

PDF

zip

Epub

Book

Zbf

hbc

PDF

Zip

CBZ

CBR

RAR

PDF

Zip

CBZ

CBR

PDF

Zip

CBZ

CBR

RAR

価格

無料

無料

840

360

対応機器

パソコン

iOS

Andorid

iOS

Andorid

iOS

iOS

データ保存先

機器本体

Dropbox

機器本体

Dropbox

機器本体

Dropbox

NAS

機器本体

Dropbox

デバイス間同期 × × ×
自炊データと電子書籍データの同一管理 × × ×

 

自炊データをどこにどうやって保存して持つか

電子書籍リーダー兼本棚を利用する場合、『自炊書籍データ』をどこに持つかがかなり重要です。
『自炊書籍データ』は1つあたり20MB~100MBぐらいあります。

パソコン上に『自炊データ』を持つとした場合、パソコンの容量が500GBだとしてその100GBを『自炊書籍データ』を充てて、1つのデータ量を50MBとした場合で計算した場合、2,000冊分です。

2,000冊は多いと言えますが、一生分の本と考えると少ないです。
またパソコンが壊れた場合、『自炊書籍データ』を新しいパソコンに移行させるのが面倒です。

そもそも電子書籍を読むときにパソコンではなく、タブレットやスマホで見る場合がほとんどです。
その場合、よりさらに『自炊書籍データ』にあてられる容量は少ないです。

こういったことも含めて、外部に『自炊書籍データ』を持つ仕組みにしておく必要があります。

外部のデータ保存場所と考えられるのは
・外付けHDD
・NAS
・Dropbox

この3つです。

しかし、タブレットやスマホで『自炊書籍データ』を読むなら外付けHDDはなしです。
『自炊書籍データ』を移すことはできませんから。

というわけでNASとDropboxの2択です。
どちらを選択するかは、どの電子書籍リーダーを選択するかです。

i文庫HD、i文庫s kinoppy SideBooks Bookman
NAS
Dropbox

「NAS」と連携できるのはi文庫HDのみです。
「NAS」の値段は色々ですが、20,000円~といった値段で安くはありません。
1GBあたりの単価を考えたときに「Dropbox」より「NAS」が安いです。
でも壊れたときの買い替え費用とかを考えると「Dropbox」の方がいいかなと思います。
あとネットワークに詳しくない人は「Dropbox」を選びましょう。
「Dropbox」の方が断然楽です。

ちなみに私は「NAS」を持っていて、「Dropbox」も利用しています。

異なるデバイス間のデータ連携は

パソコン・スマホ・タブレットと異なるデバイス間で『自炊書籍データ』がどのように連携されるかもおさえておきたい点です。

ただそれぞれの電子書籍リーダーで対応していないデバイスがあります。

i文庫HD、i文庫s kinoppy SideBooks Bookman
iOS
Andorid
パソコン

見てわかるように「i文庫HD」と「Bookman」は利用できるデバイスが1つに限られていますので、選択肢から外れます。

次にパソコン以外で利用できる「SideBooks」ですが、AndoridとiOSで利用できますが、異なるデバイス間でのデータ連携はできません。
つまり、Andoridスマホで入れた『自炊書籍データ』がiOSタブレットと同期することはできません。

異なるデバイス間でのデータ連携で最も優秀なのが「kinoppy」です。
3つのデバイスどれでも利用できます。
どの機器で『自炊書籍データ』を入れても他の機器と同期化されます。
私が求めていたクラウド本棚は「kinoppy」で実現できそう!

電子書籍との管理について

本を購入するときに紙の本で購入するか、電子書籍で購入するか悩みます。

紙の本は本棚に収納します。
電子書籍は電子書籍を購入したストアが用意している電子書籍リーダーで管理します。

『自炊書籍データ』はなんらかしらの電子書籍リーダーで読みます。

その時、『電子書籍データ』と別で管理するとめんどくさいです。
ですので、『自炊書籍データ』と『電子書籍データ』を閲覧する電子書籍リーダーが同じだと管理が楽です。

これが可能な電子書籍ビューワーは「kinoppy」だけです。
そもそも電子書籍ストアを持っているのは「kinoppy」を提供している紀伊國屋だけだからです。

なので、『電子書籍データ』も購入するし、『自炊書籍データ』も持っている人は「kinoppy」がおすすめです。

まとめ

「kinoppy」がちょーおすすめです。
クラウド本棚を作りたいなら「kinoppy」をおすすめします。
本の整理はパソコンで行い、読むのはタブレットやスマホでというのが可能です。
それに『自炊書籍データ』と『電子書籍データ』を一緒にデータ管理をできるのがいいです。
唯一残念なのが、データにメモ書き等ができないことですかね。
まぁメモ書きするとしたら、ビジネス書籍くらいなので、漫画や小説を閲覧するなら問題はありません。

NASを持っている場合、i文庫HDがいいですかね。
ただアプリとしての値段は高目です。
それにiOS版しかありません。
あと『電子書籍データ』を購入できませんので、見ることができます。

何はなくとも「Dropbox」の利用は必須です。

ソースネクストから購入すると少し安くなります。↓

dropbox plus3年。公式価格より2割安

◎2TB(2,000GB)の大容量であらゆるファイルを1箇所に保管。
◎スマートシンク機能でハードドライブの容量をほとんど消費しない設定に。
◎ファイルを前のバージョンに戻す、削除したファイルを復元する可能。
◎スマホの写真を自動で保存。

Dropbox plus3年。公式価格より2割安

こちらの記事も見てね

漫画を約300冊自炊して、自炊と自炊代行どっちがお得か試算してみた
電子書籍アプリ「kinoppy」が書評に便利である5つの機能

03投稿記事下_関連コンテンツ

-自炊の記録, Dropbox
-

Copyright© 経理と総務の効率化 , 2024 All Rights Reserved.