OneNoteとは、Microsoftが提供しているデジタルノートです。
デジタルノートってなんだよって話ですが、言葉で説明する前にMicrosoftの用意している画像で見てもらいましょう。
いい図ですね。
非常にわかりやすいです。
でもちょっと補足
階層で説明すると
階層1:OneNote(キャビネット)
階層2:ノートブック(本)
階層3:セレクション(目次)
階層4:ページ
といった構成になっています。
階層1のを階層とするかは悩むところですが、構成から考えると階層と扱った方がしっくりきます。
他のアプリとのファイル選択の違い
以前作成したファイルを再度開く場合、どのように開くでしょう。
WordやExcelであれば直接ファイルを選択して開きます。
それに対してOneNoteの場合、まずOneNoteを起動し、その中から「ノートブック」を選択し、「セレクション」を選択し、「ページ」を選択します。
つまりOneNoteはそれ単体で多階層のフォルダになっていると考えることができます。
イメージとしてはこんな感じです。
一番下のフォルダ「セレクション」の中に「ファイル」が保存されているわけです。
OneNoteがマニュアルにおすすめな理由
マニュアルは作成もめんどくさいですが、管理もめんどくさいです。
マニュアルは作成して終わりではなく、仕様の変更や処理方法の変更にしたがって改訂が必要となります。
そのためファイル管理をきちんとする必要があるのですが、それがとてもめんどうです。
しかし、OneNoteであれば、「ファイル管理がとても楽」です。
私の場合
階層1:OneNote
階層2:マニュアル(ノートブック)
階層3:業務手順書(セレクション)
階層4:見積書の作成方法(ページ)
階層4:請求書の発行方法(ページ)
階層4:未請求案件のチェック方法(ページ)
階層3:経理業務マニュアル(セレクション)
階層4:売上計上方法(ページ)
階層4:外注費計上方法(ページ)
階層3:経理システム仕様書(セレクション)
階層4:売上伝票データ作成(ページ)
といった形で利用しています。
wordの場合
1トピック1ファイルで作成するとファイルの量が膨大になり、管理が手間です。
ファイルが増えないように、1ファイルですべて内容を盛り込むように作成した場合、ページ数が増えていくと編集は大変です。
ただWordのブックマークや相互参照といった便利なメニューがあるので、そこは魅力的です。
Excelの場合
1トピック1シートで作成すると1ファイルでマニュアル管理が可能ですが、マニュアル数が多くなっていくと、やはり管理が手間になります。
OneNoteもかなり自由にキャプチャや図形の挿入などができますが、Excelに比べると自由さは劣ります。
それぞれにそれぞれのよさがありますが、私としてはOneNoteがおすすめです。