経理実務の色々

会社からお金を横領する方法をどうやったら可能なのか考えてみた

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bank / loop_oh

「キャバ嬢に5億円貢いだ」 パソコン不正操作の元経理係長を逮捕

16ヶ月で2億3千万円
55回に渡って
一回あたり418万くらい
毎回同じ金額じゃないとしても一回あたりの搾取金額は400万円以上
どうやって搾取したんだろうと考えてみた

読み取れる情報としては
・容疑者はインターネットバンキングの法人口座責任者
・同社のパソコンを操作
・自分の給与とは別に会社の資金を自分の口座に振り込ませた

インターネットバンキングの法人口座責任者
この責任者というのは最終決裁者という事なのだろうか?
私の会社の場合、送金データ申請者と決裁者は別である。
もちろん、決裁者は申請者にも慣れるが、その場合は別の決裁者が承認しないと支払はできないようになっている。

ここから考えるに
1.容疑者の会社は容疑者が送金申請したものは、そのまま承認されるようになっていた
2.承認者は別にいるが、申請の支払データをきちんとチェックしていなかった

記事では「自分の給与とは別に会社の資金を自分の口座に振り込ませた」
となっているので、架空の社員やスタッフを作って給与データを作って振り込ませたという事ですかね。
それにしても給与の支払で400万円は多過ぎる。
もちろん、1つあたりの支払額を分散させたとも考えられますが、バレそうな感じがしますがね。
私の会社の場合、給与計算は総務が行い、給与振込データをもらってただ振込をするだけです。
もちろん、その給与振込データを加工する事は可能ですが、その場合も支払申請者と支払承認者は別ですので、支払申請者が振込データを加工したとしても、承認者には総務が給与支払額はこの金額になりますと伝えているので、それも無理です。

横領の方法としてよく小説等に出てくるのが、裏取引している会社を作って、架空取引をつくってその会社に実際に振込をして、一部をキックバックしてもらう方法。
でも今回は記事からはそれはなさそうです。
そうなると他の会社への支払いをすると見せかけたんでしょうかね。
ただこれだと請求書とかがないとできないので、架空の請求書を作って口座名義は自分の口座にして。
でもこれも口座名義が個人名義だと怪しいので、他の人がチェックすればバレそうなものです。

となるとやっぱり会社の支払決裁のルールが甘かったんでしょうな。
まぁこの容疑者がそれなりの立場の人だとそんな事をするとは会社も思わなかったんでしょうね。

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