簿記3級

簿記のための電卓の選び「失敗しない10のポイント」

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簿記に電卓は必須です!

でも電卓には「良い電卓」と「簿記に向かない電卓」があります。
「簿記に向かない電卓」を選んでしまうと、使いにくく勉強自体にストレスを感じてしまいます。
また簿記の試験で使ってはいけないという電卓もありますので、注意が必要です。

まず、以下の機能がついていないものを選びましょう。これらの機能があるものは簿記の試験会場に持ち込むことができません。
・印刷(出力)機能
・メロディー(音の出る)機能
・プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
辞書機能(文字入力を含む)

次に以下の9項目に必ず該当するものを選びましょう

外見など

電卓はある程度大きいものを

電卓が小さいとミスタッチをしてしまう危険があります。
電卓のボタンを押したときに、2つのボタンに触れてします電卓は避けたほうがいいです。
自分の手の大きさにもよるので、実物を触った上で購入するのがいいかなと思います。
あとは持ち運びしやすければ、なお良しです。

首が動くもの

正式名称はチルトディスプレイ機能といいます。
下の図を見てください。

光の確度によっては、文字が見えずらいという事がおきます。
これは問題を解いていて、非常にストレスになりますので、けっこう重要なポイントだと思います。
首が動くものでなくても、置いたときに自分にとっていい角度に見える電卓を選びましょう。

ある程度の重量があるもの

ある程度重量がないと、勢いよく電卓を打つと電卓が動いてしまい、ミスタイプの原因になります。

足がゴムになっているもの

机と接する部分がゴムになっているものを選びましょう。
電卓を打っていて動いてしまいます。

機能

5.タッチがちゃんと反応してくれるもの

安い電卓だと押してもちゃんと反応してくれない電卓があります。
あとボタンはゴムではなく、プラスチック製がいいです。
ある程度の大きさでボタンがゴムという事はないでしょうが、

12桁まで計算できること

ある程度大きければ、ほぼ12桁だと思います。念のため購入時にはチェックしましょう。

サイレントキーであること

電卓を打つときの音が小さくなるサイレントキーを選びましょう
勢いよく電卓をたたくと「俺ってできるぜ!」みたいな優越感はありますが、まわりに迷惑をかけている可能性があります。
喫茶店で勉強することも考えて、サイレントキーの電卓を選びましょう

早打ち機能がついていること

1つ目のボタンを離す前に2つ目を押しても、ちゃんと反応する機能です。
ロールオーバー機能ともいいます。
ロールオーバー機能がない場合は、1つ目のボタンを離してから2つ目のボタンを押さないと反応しません。

メモリーキー・グランドトータルキーがあるもの

CM:クリアメモリーキー:メモリーの内容をクリアします
RM:リコールメモリーキー:メモリーの内容を呼び出します
M-:メモリーマイナスキー:メモリーから減算します
M+:メモリープラスキー:メモリーに加算します
GT:グランドトータルキー:グランドトータルメモリーの内容を呼び出します。
これについては別のところで詳しく説明します。

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