訂正仕訳とは、誤った仕訳を正しい仕訳をするための仕訳をいいます。
訂正仕訳の手順
①誤った仕訳の逆仕訳
②正しい仕訳
商品を100円分を仕入れて、小切手を振り出した際に以下の仕訳をしていた。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
現金 |
1,000 |
資本金 |
1,000 |
小切手を振り出したので、貸方は「現金」ではなく、「当座預金」でなければなりません。
さきほど紹介した手順で訂正仕訳をおこします。
①誤った仕訳の逆仕訳
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
現金 |
1,000 |
資本金 |
1,000 |
②正しい仕訳
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
現金 |
1,000 |
資本金 |
1,000 |
誤った仕訳の逆の仕訳をする事により、誤った仕訳が取り消された事になります。
次に正しい仕訳をすれば、結果として正しい仕訳をしたことになります。