言葉の通り「仮に払ったお金」の事をいいます。
なぜ「仮に払うお金」が発生するのか?
例えば出張をする場合、色々な費用がかかります。
交通費や、得意先との飲食代、得意先へのお土産代など、ある程度の使い道や金額はわかるけども正確にわからない場合、必要であろう金額をお金を従業員に「仮に払って」おきます。
従業員に一時的にお金を貸している状態になっているわけです。
仮払いをしたお金は仮払金(資産)で処理します。
従業員の出張にあたって、旅費の概算額として100円を現金で支払った。
この仮で払ったお金、もし出張が取りやめになった場合、どのような仕訳をするか。
仮払金は使われず、仮払した金額そのまま戻ってきたので反対の仕訳をします。
旅費の金額が確定したときの仕訳
従業員が出張から帰り、旅費が80円だったと精算申請があった。
仮払金100円のうち80円が旅費。残額の20円は使わなかった分として会社へ戻されます。
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