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日米首脳会談は成功したのか?手嶋龍一さん講演会のメモ書き

投稿日:2013年2月28日 更新日:


最近海外情勢に興味がありまして。
有楽町のよみうりホールで行われた手嶋龍一の講演会に行って来ました。

講演会のタイトルは
「動乱の東アジアを生き抜く ―中国の攻勢と日米同盟―」

ちなみにコムテックスという会社は金融先物の会社との事。

募集していたのは1ヶ月前くらいなのですが、日米首脳会談と森元首相のロシア訪問など、海外情勢がめまぐるしく動いているこのタイミングにどんな話が聞けるのかとても楽しみ。

会談内容

日米首脳会談は成功したと見ていい。
オバマ政権、安倍新政権への支持を明確にした。
オバマと安倍の握手の笑顔は間違いない。
晩餐会によばれなかったので、失敗したのではないかとマスコミで報道されているがそんな事はない。
日本の経済政策に一応の支持をしたと見ていい。

会談内容
TPP推進
安全保障:北の核を容認せず
対中政策 日米は協力して対処

TPP
事実上の盟主はアメリカ。
中国は当面参加しない。
原則、10年後にコメ含めすべての関税の撤廃。

ASEAN+6
事実上の盟主は中国。
中国は自由な貿易圏を何よりも欲している。
日・中・韓FTAが船頭役。
GDPを押し上げる効果は大きい

李春光
人民解放軍出身のスパイ。
国外追放を受けた。
日本の農業関係にたいして色々なスパイ活動。
中国のすごい機密文書を見せる。
中国は近いうちに大変な食料危機に見舞われる。
その時に日本からのコメの大量の確保をしたい。
ただ、その用件としてTPPに参加しない

どちらの貿易圏に日本を取り込むかでアメリカと中国が争っている状態。

TPPには日本をめぐる安全保障が隠れている。
日本がTPPに参加しない選択肢はそもそもありうるのか?
オバマ政権のTPP二重戦略。
政権2期目の最優先課題。
アジアの経済大国ニッポンなきTPPはありえない。

日本
聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対。
そもそもTPPは聖域なき関税撤廃を求めているのか?
そんな事はなく聖域はある。
オーストラリアとの間では聖域について話は出ている。

つまり『TPPは聖域なき関税撤廃を前提していないので』
→TPPに参加するということ

農協の人が手嶋さんを訪ねてきた。
TPPには参加の有無を確認するために。
→TPPには参加をすると伝えた。ショックを受けていた。

鳩山「東アジア共同体」の衝撃
日米同盟→東アジア共同体へ(日中連携へ傾斜)

中・韓・ロの対日攻勢
日本が譲らない事が東アジアの平穏をもたらす

北朝鮮の核
米国にとって真の脅威になった。
従来の米国政府認識はアメリカ本土に届かずそこまで脅威に感じていなかった。
核保有を黙認していた。(核拡散は認めず)
ヒル国務次官補が銀行凍結とテロ支援国家の解除をした。
交渉がうまくいっているということを見せるため。

事件の公表は5日後
1月19日
ヘリコプターにレーダー照射
1月30日
護衛艦にレーダー照射
2月5日
小野寺防衛大臣が記者会見で発表

日本の証拠を示すべき
日本の情報収集能力がばれてしまうからということであるが、証拠を示して世界に日本の正当性を訴えるべきである。
少しの日本の能力がばれたとしても。

海洋強国を目指す中国
チンタオにワリャーグ
日本海への出口を求める中国
ロシア:トロイツァ
韓国:束草
日本:新潟

インド洋に対しては「真珠の首飾り」戦略。

オーストラリアのダーウィンに3000の兵を移転。
オバマ政権のアジア・太平洋へ重点を移転する

クリントン国務長官
尖閣防衛に日米安保条約第5条を適用と明言
これほど明確な姿勢を示した言葉はない。
こんなに怖い政治家はいないが、味方にするとこんなに頼りになる政治家もいない。


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