経理の仕事というのはその会社によって大きく変わります
大きい規模の会社だと人がたくさんいて、仕事が細分化されている事が多いですね
例えば経理の仕事で得意先からの入金確認作業がありますが、小口の入金が多い会社と大口の入金が多い会社では、その仕事のボリューム自体が違いますので、その仕事のみに従事する場合もありますし、兼任して行う事もあります
またそういった入金確認業務はシステムにて処理をして、集計や書類作成を主とする経理もあります
システム運用やシステムメンテナンスも経理の作業になったりする場合もあります
逆に小規模の会社だと社会保険や給与計算などの総務業務を兼任する場合もあります
中には営業事務を兼ねたりする場合もあります
つまり、その会社によって求められるスキルは違う事になります
その視点から考えると経理に求められるスキルとして一番使える物は・・・
『エクセル』です
簿記じゃないの?と思うかもしれませんが、簿記ももちろんあるといいです。
ただ最初に述べたように会社によって求められるスキルが異なります。
その中でほとんどの会社でそして、ほとんどの業務で使えるエクセルのスキルの方がより使えますし、汎用性があります。
なのでこのサイトでは私が思う経理の使えるエクセルのスキルを紹介したいと思います。
じゃあ『簿記』は?
経理で応募条件には必ずと言っていいほど「簿記資格要」となっています。
ただ簿記2級での知識も実務で使えるかというと、なかなかそうでもないのです
私は大学の2年生の時に簿記2級を合格しました
でもそれは問題集を何度も解いてパターン化して受かったものでした
実務で必要となる簿記の知識と、試験で問題を解く簿記の知識というものは異なります。
重要なのは「簿記の考え方」
これを押さえる事が重要であると思います。
というもの実務をしているとイレギュラーな取引等が必ず発生します。
その時にどのような処理をすれば問題ないかを考えるのに、「簿記の考え方」を理解しておく必要があります。
それをふまえた形での簿記の解説を別ページで書きたいと思います。