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佐藤優氏著:日本国家の真髄「禁書『国体の本義』を読み解く」

投稿日:2013年1月25日 更新日:



国体とは・・・

1937年に、「日本とはどのような国か」を明らかにしようとするために、当時の文部省が学者たちを結集して編纂した書物である。神勅や万世一系が冒頭で強調されており、国体明徴運動の理論的な意味づけとなった。

「大日本帝国は、万世一系の天皇皇祖の神勅を奉じて永遠にこれを統治し給ふ。これ、我が万古不易の国体である。」と国体を定義した上で、共産主義や無政府主義を否定するのみならず、民主主義や自由主義をも国体にそぐわないものとしている。

共産主義、ファシズムなどが起こった理由として個人主義の行き詰まりを挙げているものの、新日本の建設のためには「欧米文化の摂取・醇化」が必要であると説いており、排外主義とは言い切れない面もあることに注意が必要である。

wikipediaより引用

そもそも日本的思考と欧米的思考というものは異なるものである。
それは国のつくられ方がそもそも違う。
欧米は個人を基本とし、国家というものはあくまでも個人の集まりで形成されているものである。
そのような国家では争いや革命によって君主が変わる。
つまり君主=権力。

それに対して日本は共同体を主として、その下に個人がいて形成されている。
その共同体における君主とは天皇である。
天皇は日本における象徴であり、権威である。
それは力によって交代が可能な存在ではない。
天皇は第二次世界大戦終結まで「現人神」とされていた。
日本における君主とは「神」だったわけである。
世界を見てもこれだけ長く続いている系譜は他にない。
鎌倉幕府及び室町幕府、江戸幕府という武家政権の時期を経ても、天皇という系譜はあり続けた。
江戸時代における統治のトップは徳川家であったが、天皇から委任を受けて政を取り仕切っているとされている。
これは「大政委任論」といい、あくまで建前論として振りかざされたものであろうが、徳川家の権力を持ってしても建前を出さなければならないその根底には、天皇という存在は他に変わることのできない存在として、骨の髄に埋め込まれているものだろう。
徳川幕府はあくまで力により得た権力であり、そこに権威はなかった。
江戸時代においてもあくまで君主は天皇であったのだ。

世界はどんどんグローバル化していく。
そして欧米的思考の個人主義が日本の中でも大きくなっていく。
しかし国の成り立ち方が異なる国の思考が日本に合うかというとそうでない気がする。
成果主義で成功者が大きな利益を得る社会というのは、合理的であるとは思う。
しかし、合わせてしっかりとした再分配がなされた社会でないと暗い未来が待っているように思える。
と言っても世界はそっちの方へ進んでいくのだろうけど。

今までまったく読まなかった分野の本だったけど面白かった。
近現代史と天皇家。
今の日本と日本人というものを考える上でこの2つは再度勉強が必要な気がした。
あとその事を話すことができる英語力も身につけたいなと思います。

※ここで書いた内容は本に書かれている事と、他で調べた事と、うる覚えで知っている知識をまぜこぜにして思うがままに書いたものなので、本で言ってない事が多々あると思います。ご注意ください。

読書日 2013.01.24
タイトル 日本国家の真髄「禁書『国体の本義』を読み解く」
著者 佐藤優
プロフィール 外務省ノンキャリア。主任分析官として活躍。
出版日 2009.12.30
目的 佐藤優さんが書いたものなので興味があって読むことに。国体という言葉自体知らなかった。
トリガー 国体 日本主義 アトム的世界観 日本神話 教育勅語
所要時間 フォトリーディング3分 トリガーワード選択,質問づくり5分 SR&D スキタリング計35分 マインドマップ作成,所感雑感まとめ 30分
合計1時間13分

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