仕事で資料を作成するのって、大量のデータを扱いますよね。
大量のデータをExcelで作成するのにCSVの使い方が重要です。
CSVの使い方が上手いと資料作成が捗りますよ。
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目次
CSVをExcel(エクセル)に変換する方法
CSVはこのように「,(カンマ)」で区切られたデータです。
見てわかるようにテキストで「,(カンマ)」で区切られているデータが羅列しているだけのデータです。
ちなみに貼り付ける方法でCSVをExcel(エクセル)に変換する方法はこちらです。
→CSVを貼り付けてExcel(エクセル)に区切って表示させる方法
A.エクセルデータからCSVデータへの変換方法
①エクセルのデータを用意
②「名前を付けて保存(A)」
③保存形式をCSVデータに
④CSVデータになっているか確認
①エクセルのデータを用意
適当なエクセルのデータを用意して下さい。
②「名前を付けて保存(A)」
ファンクションキーのF12でダイアログボックスを開くことができます。
③保存形式をCSVデータに変換する
最初の状態だとファイルの種類はExcelになっています。
プルダウンからCSV(カンマ区切り)を選びます
これで保存(S)。そうすると以下のようなメッセージが表示されます
ここで「はい(Y)」を選ぶとCSV形式で。「いいえ(N)」を選ぶとExcel形式で保存されます。なので「はい(Y)」を選択。
これでCSVデータの完成です。
見た目はエクセルデータですが、CSVデータなのです。
わかりにくいですね。
このデータを一回閉じてみてください。
そうすると以下のメッセージが出てきます
このメッセージはエクセルからCSVデータへ変換して閉じて保存する時に表示されるメッセージです。
エクセルの場合ワークシートの数を複数持てますが、CSVデータの場合、表示されている(アクティグ)ワークシートのみがCSVデータとして保存されます。
CSVデータにしたワークシートではない別ワークシートがあっても、そのワークシートはCSVデータとして保存されません。
それを理解した上でOKをクリックをしてください。
④CSVデータになっているか確認
CSVデータとして保存したデータのアイコンを見てみます。
左がCSVデータ。右がエクセルです。
エクセルのアイコンぽいですが、ちょっと違うアイコンになります。
左のアイコンのようになっていれば、データはCSVデータになっています。
開いてみてください。
手前がCSVデータで、奥がCSVデータを作成する基になったエクセルデータです。
見た目変わらないですね
そのまま開くとわかりにくいので、わかりやすい方法で見てみましょう
CSVデータのアイコンにマウスポインタを合わせて、右クリックを押してメニューを表示してください。
メニュー一覧からプログラムを選んで開くを選択し、「メモ帳」で開いてください。
データがカンマで区切られたデータである事がわかります。
では次にこのテキスト形式のCSVデータをエクセルに変換してみましょう
B.CSVデータからエクセルデータへの変換方法
①エクセルを起動させて、ファイル(Alt + F)から開く(O)を選択
②ファイルの種類をすべてのファイルにする。
③テキストファイルウィザード1/3のウインドウが開くので順序にそって作成。
①エクセルを起動させて、ファイル(Alt + F)から開く(O)を選択
②ファイルの種類をすべてのファイルにする
左がファイルの種類が「エクセルのみ」。右がファイルの種類を「すべてのファイル」にした状態。
表示されているデータが変わったのがわかると思います。
その中からCSVデータを選択して「開く」を選択。
③テキストファイルウィザード1/3のウインドウが開く
1.データのファイル形式→「カンマやタブなどの区切り・・・・」を選択
2.区切り文字:これはCSVデータが何で区切られているかによって異なるのですが、今回の場合は、カンマ(C)を選択
3.下のファイルのプレビューがカンマで区切られていたところに線が入りました
4.完了
以下のようなデータが完成しました。
注意点として、このデータは見た目はエクセルですが、このデータはあくまでテキスト形式のデータです。
ちょっとわかりにくいですが、保存しようとするとファイルの種類は「テキスト(タブ区切り)」という表示になっています。
エクセル形式で保存したい場合は、ファイルの種類を「エクセル」にしてから保存する必要があります。
以上で完了です。
おまけとして、テキストファイルウィザードでデータのファイル形式を選択するのを「スペースによって右または左に・・・」の場合どうなるかを紹介しておきます。
テキストのどこで区切るかを自分で自由に選択できるということです。
プレビューで見る限り、かなりいい加減なところで区切っています。出来上がったデータを見てみるとこんな感じです。
めちゃめちゃです。
でもデータの並びがきっちり決まっているもので使えます。
代表例は銀行の全銀テキスト形式のデータです。
全銀データは1~9バイト目は何を表すデータ、10バイト目から20バイト目は何を表すデータと決まっています。
そのように決まっているデータでは有効に使うことができます。
色々と試してみてください。