企業分析・お店分析

値段ってほんとおもしろい「ラーメンとカフェ」

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先日会社の人達と渋谷でラーメンを食べに行きました。
ラーメン屋はあの激辛で有名な「中本」
109の道路挟んで向かい側のTOHOシネマの地下二階にある店舗です。

今回で4回目の挑戦でした。
一回目でえらい目にあってずっとご無沙汰になっていたのですが、その後「中本好き」の会社の人に誘われリベンジしたところ、「あれ?おいしい」という過去を経ての4回目です。
お店の前には5~6人くらいの行列ができていました。
幸い回転数もよく10分ちょいで席に着くことができました。
それでも常に5人以上の待ちはできてました。

私は一番スタンダードな「蒙古タンメン」を注文しました。

値段は770円
一回目のトラウマが嘘のように汁を飲み干してしまいました(胃に悪そー)

ラーメンも食べたし、じゃあお茶して帰ろうとなりました。
その建物の2階にあるカフェを選びました(女性陣が)
正直私は(げっ高そう)と思ったのですが、女性はそんなことを気にすることなくお店に入っていきました。

お店の席の埋まり具合は50%といったところですかね。
椅子は全部ソファでとってもゆったりと座れるつくりになっていました。
席に着き、メニューを出されて予感的中。
アイスコーヒー1杯800円!
さっき食べた蒙古タンメンよりも高い!!

私はショコラカフェを頼みました。
値段は900円。

一人一人ゆったりソファに座れることもあり、だらだらと長居しました。
もう900円が高いという気持ちはなくなっていました。

それぞれ満足したのですが、この満足感は何に対してのなのかを考えてみました。

「中本」の場合は「ラーメンがおいしかった」→「物質」
カフェの場合は「ゆったりと話をする事ができた」→「時間と空間」

という感じでしょうか
「中本」に行く目的が「ゆっくり話をする場所」という事はないでしょう。
お店をそれを提供していません。
私たちが中本にいた時間は約30分
外に行列もできていますので、お店側としてはできるだけ早く食べて外で待っているお客さんに入ってほしい訳です。
つまり利益が少ない部分を回転率によって稼ぎを多くしているわけです。

それに対して「カフェ」に行く目的の多くが「ゆったり場所が欲しい、ゆっくり話す場所が欲しい」
など「場所や空間」に対する目的で行く事が多いと思います。(もちろんコーヒーが飲みたいという人もいるとは思いますが・・・)
特に私が昨日いったお店はそれを提供するという事を全面に出したお店でした。
お店がお客さんに対して提供するスペースは同じカフェ系のお店に比べてかなり広めでした。
そしてあのソファは長い時間座る事を良しとしているソファでした。肘置きまでついてましたし(^ ^)
お客さんを多く受け入れられるわけでもない。
さらに長居したくなるような作り。
私たちは約2時間いました。
そりゃあ飲み物一杯900円しますわな。

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