経理実務の色々

簿記の知識不要。財務諸表から取引先の業績を読み取る3つのポイント

投稿日:2016年12月2日 更新日:


一介営業担当車が取引相手として会社を考えた場合に、その会社の将来性があるから取引をすることはあまりないかなと。
絶対にないとはいいませんが、それが第一条件なることはないと思います。
(経理の立場からの視点ですが)

将来性よりも安全性です。
売る場合、お金の回収できるのか。
買う場合、仕入が問題なくされるか、アフターケアは大丈夫か。

これらの方が重要です。
そのために財務諸表でチェックしたいのは主に3点。

「流動比率」「3期業績」「利益剰余金」

とりあえず過去3期分の財務諸表をもらいましょう。

「流動比率」

見る財務諸表:直近の貸借対照表

企業が倒産するのは、「流動負債」を返済できるお金が工面できなくなって、資金がショートした場合です。
「流動負債」とは1年以内に返済義務のある負債です。

資金がショートしないようにするには、返済に当てられる「流動資産」があるかどうかです。
「流動資産」とは、現預金や売掛金、棚卸資産など、支払い可能な資金にすぐできる資産です。

返済能力を確認するための指標が「流動比率」です。
「流動比率」=「流動資産」÷「流動負債」
これが100%を超えていればとりあえず安全と見ることができます。

「3期業績」

見る財務諸表:過去3期分の損益計算書

継続的に利益を出している企業は安心できます。
そのために過去3期分の損益計算書を見ます。

過去3年間利益が出ているか見ましょう。
ただ損益計算書にはいくつかの利益があります。
見るべき利益は「営業利益(損失)」です。

「営業利益(損失)」は本業の損益を示すものです。
本業できちんと利益を出せている会社は信用できます。

プラス一応「経常利益(損失)もチェックしておきましょうかね。
まぁ何が理由で営業外の収益や費用が出ているかくらいは見ておきましょう。

「利益剰余金」

見る財務諸表:直近の貸借対照表

「利益剰余金」は過年度に生み出した利益が蓄積される場所です。
利益剰余金がある程度金額が蓄積しているのであれば、過去を通じて利益を経常的に生み出していることがわかります。

まとめ

新規の企業を取引先を始める際に、取引先審査するための書類を書かせる会社は多いです。
内容は会社によって異なりますが、多くの場合、過去を3年間の売上高と営業利益を書かせます。
相手先としては継続的に利益を出しているかは気になる指標です。
ですので過去3年間分の財務諸表をもらいましょう。
嫌だという企業はない(仕入れ先であれば)と思います。
もし嫌だと言ったらちょっと怪しんだ方がいいかもしれません。


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