単位の異なる値のグラフを作成するって、悩みますよね。
それを解決するのが2軸のグラフです。
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Excelで単位が異なる値の混合するグラフを作成するなら2軸のグラフ
Excelでグラフを作成する人も多いでしょう。
「縦棒」
「折れ線」
「円」
「横棒」
「面」
「散布図」
「株価」
「等高線」
「ドーナツ」
「バブル」
「レーダー」
とたくさんのグラフ種類が用意されています。
一般的にもっとも使われるグラフは「縦棒」と「折れ線」の2つだと思います。
なぜ「縦棒」と「折れ線」がいいのか?
簡単にいうと見る人がわかりやすいからです。
2軸グラフ利用の勘所
2軸グラフを利用した方がいい場合というのは、値が複数ある場合で、かつその単位が異なる場合です。
例えば
「人数」と「率」といった単位が異なる場合
「何万人」と「数百人」といった具合に、人数という同じ単位でも差があり過ぎる場合
このような場合に利用します。
どのように違いが出るかを見てみましょう。
・2軸グラフを利用しない場合
・2軸グラフを利用した場合
左側が「人数」、右側が「率」といった感じに異なる単位のものが混じっていても、見やすい表が作成できます。
※最初のグラフでは入っていた「受験者数」は削除しています。
2軸のグラフ作成ステップ
グラフの元データは日商簿記1級の過去の受験者データを利用しています。
引用:日本商工会議所 受験者データより作成
1.集計表の中の適当なセルを選択しておきます
2.「挿入」→「縦棒」から2D縦棒を選択します
表が作成されました。
3.表示するデータを絞ります
方法1:グラフを選択すると表示されるメニューから絞り込む
系列から「受験者数」のチェックを外す
方法2:「データの選択」から絞り込む
①「デザイン」→「データの選択」します
②データソースの選択のダイアログボックスが開きます。
方法A:凡例項目(系列)の「受験者数」のチェックボックスを外す
方法B:「受験者数」を選択した状態で「削除」をクリックする
受験者数が消えた表になりました。
4.「合格率」のデータを選択します
表をダブルクリックすると「グラフエリアの書式設定」が表示されますので、グラフのオプションから「系列”合格率”」を選択します。
5.使用する軸を「第2軸」にチェックを入れます
表題が「データ系列の書式設定」になっています。
右側のメモリが率になり、合格率が折れ線で表示されました。
まとめ
グラフ作成するときに、どのグラフを利用して作成すればいいのか迷います。
作成されたグラフが合っていないものだと、自分が伝えたいことが適切に表現できません。
グラフによって何を伝えたいのかを明確にしたうえで、色々とトライしてみるのがいいのかなと思います。