自炊の記録

電子書籍リーダーアプリ「kinoppy」が最強である4つの理由

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この記事では、自炊した書籍データの閲覧するアプリについて紹介します。
自炊した書籍データを閲覧するアプリはたくさんありますが、どれがベストなのか迷います。
私がおすすめするのは紀伊國屋書店のアプリ「kinoppy」です。
おすすめの書籍データの保存先であるDropboxとの相性も抜群です。

電子書籍リーダーアプリ「kinoppy」が最強である4つの理由

「kinoppy」は紀伊國屋が無料で提供しているアプリです。
現在電子書籍ストアが乱立していて、どのストアを選ぶのがいいか悩むところです。

私は「kinoppy」が最強の電子書籍リーダーアプリだと思っています。

電子書籍リーダーアプリに欲しいと思う機能は色々あります。
「kinoppy」はそれらをほぼ兼ね備えています。

最強の理由

①本棚に表紙だけ残せる。(ワンタッチでダウンロードできる)
②『自炊データ』と『電子書籍データ』の同一管理か可能。
③異なる機器間で書籍データの同期が可能。
④「Dropbox」と連携できる。

①表紙だけ残せる(ワンタッチでダウンロードできる)

これは電子書籍ストアが提供する電子書籍リーダーアプリなら兼ね備えている機能です。
電子書籍データは1つ20~100MBあります。
kinoppy (1)

電子書籍のデータをスマホやタブレットにたくさん入れるとすぐに容量を消費してしまいます。
そのため小まめに、読まない書籍データは削除する必要があります。

しかし、本棚から全部消えてしまうと自分が何の書籍データを持っているかわからなくなります。
それにさびしいです。

本好きは本を読むのも好きですが、本棚を眺めてにやにやするのも好きなのです。
「kinoppy」は表紙だけ残して削除できるので、ずらーっと並んだ表紙を眺めてうっとりしたいのです。
kinoppy (2)

「kinoppy」はそんな本好きのことを理解していて、表紙だけ残して削除できる仕組みになっています。

表紙だけであれば、200冊分を本棚に陳列していても0.5MBしかなりません。
つまり10,000冊陳列していても25MBにしかなりません。

・パソコンの見た目
書籍データの真ん中の↓をタップするとダウンロードされます。
kinoppy (3)

・スマホの見た目
書籍データをタップすると表示される↓をタップするとダウンロードされます。
kinoppy (4)

②『自炊データ』と『電子書籍データ』の同一管理か可能

これが「kinoppy」が最強な理由です。
『自炊データ』は、本を裁断してスキャンしたデータ化したものを指しています。
『電子書籍データ』は、電子書籍ストアで購入したデータをです。
これは他の電子書籍ストアが無料配布している電子書籍リーダーアプリではない機能です。
基本的に自社のストアで買ってくれた電子書籍を読むために配布しているので、自炊データを読ませることを目的としていません。

その中で「kinoppy」は『自炊データ』を取り込めます。

また『自炊データ』を読むための電子書籍リーダーアプリは『電子書籍データ』を読むことができません。
そもそも「電子書籍」を販売していないので。
電子書籍ストアで購入した『電子書籍データ』を取り込むこともできません。

どちらかのデータを読むことはできても、『自炊データ』と『電子書籍データ』の両方を読めるのは「kinoppy」だけです。
kinoppy (5)

③異なる機器間で書籍データの同期が可能

「kinoppy」はパソコン版・Andorid版・iOS版が用意されています。
どれかで電子書籍データを登録すると、他のものにも反映されます。
つまり、パソコンで「ワンピース」電子書籍を購入してAndoridでも読むことができるのです。
これは電子書籍ストアが用意している電子書籍リーダーアプリだと当たり前の機能ですが、販売されている電子書籍リーダーアプリだとこの機能はありません。

そしてさらにすごいのが、『自炊データ』も同期できることです。
パソコンで取り込んだ『自炊データ』をiOSやAndoridで同期することができます。
同期すると表紙だけ同期されますので、これによって自分が持っている本を確認できます。

左はスマホの画面、右がパソコンの画面です。
kinoppy (6)

ただこの段階では読むことはできません。
表紙と『自炊データ』をリンクしてやる必要があります。

「Dropbox」や機器本体に置いている『自炊データ』をインポートすると、「リンクしますか?」と聞かれますので「はい」を選択します。

一度リンクした『自炊データ』は表紙を残して削除すれば、次は表紙をタップするだけでダウンロードすることができます。

④「Dropbox」と連携できる

これは電子書籍ストアが用意している電子書籍リーダーアプリで唯一兼ね備えている機能です。
逆に販売されている電子書籍リーダーアプリだとこの機能はほとんどついています。
kinoppy (7)
「Dropbox」と連携できるため一度設定してやると、次からは簡単に『自炊データ』をダウンロードすることができます。

dropbox plus3年。公式価格より2割安

◎2TB(2,000GB)の大容量であらゆるファイルを1箇所に保管。
◎スマートシンク機能でハードドライブの容量をほとんど消費しない設定に。
◎ファイルを前のバージョンに戻す、削除したファイルを復元する可能。
◎スマホの写真を自動で保存。

Dropbox plus3年。公式価格より2割安

まとめ

本屋大手の紀伊國屋が提供しているところがうれしいところ。
リアルの書店が残っていくためにもネット上でも儲けていただいて、生き残っていっていただきたいです。
というか売上1,000億超えてるんですね、紀伊國屋。

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