簿記3級練習問題

簿記3級練習問題決算整理:貸倒引当金

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練習問題

問1:期末売掛金残高100円対して、4%の貸倒引当金を設定する。

問2:期末売掛金残高100円に対して、3%の貸倒引当金を設定する。なお、期末残高で貸倒引当金は2円あり、差額補充法にて設定する。

問3:前期に発生した売掛金5円が貸し倒れた。貸倒引当金は3円設定されている。

問4:当期に発生した売掛金5円が貸し倒れた。貸倒引当金の残高が4円ある。

問5:期末における残高が、売掛金が500円と受取手形が400円ある。差額補充法にて4%の貸倒引当金を設定する。なお、貸倒引当金の期末残高は30円ある。

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解答解説

問1

借方科目 - 借方金額 - 貸方科目 - 貸方金額 -
貸倒引当金繰入

4

貸倒引当金

4

100円×4%=4円

4円の貸倒引当金を設定する。

問2

借方科目 - 借方金額 - 貸方科目 - 貸方金額 -
貸倒引当金繰入

1

貸倒引当金

1

100円×3%=3円

貸倒引当金残高が2円あるから、3円-2円=1円

1円の貸倒引当金を計上する。

問3

借方科目 - 借方金額 - 貸方科目 - 貸方金額 -
貸倒引当金

3

売掛金

5

貸倒損失

2

   

貸し倒れた売掛金のうち、3円は貸倒引当金を取り崩して処理する。残りの2円は今期の費用として、貸倒損失で仕訳。

問4

借方科目 - 借方金額 - 貸方科目 - 貸方金額 -
貸倒損失

5

売掛金

5

当期発生した売掛金が貸し倒れた場合、貸倒引当金残高があっても、当期の売掛金に対して設定したものでないため、貸倒引当金は取り崩せない。

当期の損失として貸倒損失で仕訳。

問5

借方科目 - 借方金額 - 貸方科目 - 貸方金額 -
貸倒引当金繰入

6

貸倒引当金

6

900円×4%=36円

貸倒引当金残高が30円あるから、36円-30円=6円

6円の貸倒引当金を計上する。

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