簿記3級

勘定科目「小口現金」

投稿日:2013年10月26日 更新日:


勘定科目「小口現金」

社員が仕事で交通費や飲食代を利用した場合、会社に対して精算申請します。
申請に基づき、経理部は社員に対して精算します。

しかし、会社の規模が大きくなると申請人数に対して、経理だけでは対応しきれないという事がおきます。
そこで経理部から各部署(の担当者に一定のお金を渡しておき、各部署で精算してもらいます。
担当者は精算した内容をあとでまとめて経理部に報告します。

この経理部から担当者にあらかじめ渡しておくお金の事を『小口現金』といいます。
各部署の精算を担当する者の事を『小口係』といいます。

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経理部から小口係にお金が渡った時の仕訳
例題:経理部から小口係に小口現金として、100円渡した。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
小口現金 100 現金 100

小口現金は「資産」です。

すでに勉強した仮払金をイメージしてください。
仮払金はある程度の使い道はわかるけども正確にわからない場合、必要であろう金額をお金を従業員に「仮に払って」おくお金です。

小口現金も各部署で必要であろうお金を渡しておくもので、仮払金と同じ性質のものです。
小口係が部署内で支払いをした場合、仕訳処理はしません。
仕訳をするのは、小口係から報告を受けた時です。

小口係は決められた一定期間ごとに経理部に部署内で支払をした内容を報告します。
経理部は報告を受けた内容をもとに仕訳をします。

例題:経理部は小口係から電車代200円、はがき代100円、ボールペン300円を支払ったという報告を受けた。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
旅費交通費 200 小口現金 600
通信費 100
消耗品費 300

小口現金は使った分だけ補給されます。
小口現金制度では、支払報告を受けたあと、使った分だけ小口現金を補給します。

例題:経理部は小口係に現金を600円渡した。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
小口現金 600 現金 600

報告と同時に補給をした場合の仕訳

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
旅費交通費 200 現金 600
通信費 100
消耗品費 300
練習問題⇒  PDF版   web版 

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